カードローンの無利息期間中に完済できないとどうなるの？
無利息期間中に完済する必要はない
カードローンで無利息期間がついているものは、期間内に完済することができれば実質金利0％で借りることができるのでとてもお得です。
しかし、お金を借りた人全員が無利息期間内に完済できるわけではありませんし、完済するつもりでも事情が変わって完済できなかったということは珍しくありません。
無利息の期間がついているカードローンでも、期間中に完済することを前提とした借入というわけではないので、完済できなくても困ることはありません。
利息が付かない期間がついていると、その間に返済した金額については利息がかかりません。
例えば100万円を借りて、利息なしの期間中に20万円を返済した場合には、無利息期間が終了した直後の借入残高80万円に対して利息の計算がスタートすることになります。
100万円に対して利息計算が始まるよりも、残高を減らしたほうが利息が少なくなるため、お得ということになるのです。
まとまった金額を借りる際には注意が必要
無利息期間を超えると、借入残高に対して利息が付き始めます。この時、最初に契約した金利に基づいて利息が計算されるので、カードローンを利用する際には適用金利をきちんと比較しておくことが必要です。
無利息の期間がついていると、その期間の長さに気を取られて金利を比較することを忘れがちですが、完済できない場合には通常金利によって利息が計算されるので、きちんと金利も比較しておきましょう。
特にまとまった金額を借りる場合や、返済を長期計画にしている場合には、わずかな金利差が毎月の返済に大きな差をもたらしますし、完済までに支払う利息も大きく変わってきます。
そのため、まとまった金額を借りる人や長期返済を考えている人は無利息期間の長さよりも、適用される金利を比較して、少しでも低金利で借りられるカードローンを選んだほうが良いでしょう。
銀行が提供しているカードローン商品の中には、普通預金口座など預金口座を持っていればカードローンの適用金利が少しディスカウントされるという特典がついているものがあります。
まとまった金額を借りたり長期返済をするなら、こうした特典も考慮して、少しでも金利を低く抑える工夫や対策をしても良いでしょう。
まずはお給料の振り込みや家賃の引き落としなど普段の生活でよく利用しているメインバンクが提供しているカードローンをチェックしてみてはいかがでしょうか。