無利息カードローンで金融機関はどうやって儲けているの?

無利息カードローンで金融機関はどうやって儲けているの?

無利息カードローンで金融機関はどうやって儲けているの?

 

金融機関の儲けは利息

 

金融機関からカードローンなどでお金を借りると、私たちは元本返済に加えて、金利によって計算された利息を上乗せして返済します。

 

 

 

この利息が金融機関にとっては利益になるわけですね。100万円を借りて100万円で返してもらったのでは、金融機関にとっては実質的な利益は0円で儲けは出ません。

 

 

 

しかし100万円を貸して完済までに利息を含めて110万円で返ってくれば、この10万円が金融機関にとって儲けとなります。これが、金融機関がカードローンなどの借入商品で利益を出すメカニズムです。

 

無利息だと儲けが出ない?

 

もしも金融機関からカードローンを借りて、無利息期間内に完済してしまったとしたら、金融機関にとっては儲けは0円です。儲かっていないのに金融機関はどうしてそんなことをするのか、疑問に感じる人は少なくありません。

 

 

 

無利息期間を設定している金融機関の多くは大手の消費者金融や銀行などで、目先の儲けを出すことよりも、新規顧客の獲得に重点を置いています。

 

 

 

そのため、カードローンの貸し出しで利益を出すことができなくても、次の利用の時に利息が発生すれば金融機関としてはプラスになるのです。

 

 

 

他の借入なども利用する可能性も考えると、新規顧客獲得のために無利息カードローンを提供しているといっても過言ではないでしょう。

 

無利息カードローンで金融機関はどうやって儲けているの?

 

もしも自分が無利息カードローンを利用して、利息がかかる前に全額を完済してしまったとしましょう。

 

 

 

その後、その金融機関から二度とお金を借りなかったり、他のサービスを利用しなかったとしたら、それは金融機関にとっては思惑が外れてしまうということになりますし、長期的な利益にもつながらないということになります。

 

 

 

確かにそういう人はいますが、カードローンを利用する人の中には、最初のきっかけは無利息という特典でも、その後別の借入を利用したりすることによって、その金融機関の顧客となるケースは少なくありません。

 

 

 

そのため、総合的にみると、無利息カードローンは金融機関にとっては大きな新規顧客獲得ツールとなっているのです。

 

カードローンの選び方

 

カードローンを選ぶ際には、どのぐらいの金額がいつ必要で、いつ完済できるのかをよく考えたうえで借りることが大切です。

 

 

 

計画的な返済が必要なことは言うまでもありませんが、すぐに完済できるものはモタモタせずにサッと完済したほうが、自分自身にとって返済額を大きく節約することにもつながります。